立法の経緯

2015年6月23日 / 未分類

立法とは、立法府が法律を制定することを意味します。この立法府は、多くの場合国民の代表機関である議会が該当し、日本の場合は、国会がこの立法府になります。日本国憲法下において、国会は唯一の立法機関です。これは、憲法第41条の「国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である。」という条文によって規定されています。こうした立法の経緯には、歴史的な背景の変遷が影響しています。


まず最初に議会に立法の権限が与えられたのは、立憲君主制の時代においてです。この時代は、まだ絶対王政だったときの影響力が強く、議会の勢力は弱いものでした。したがって、憲法によって議会の立法の権限は認められましたが、その内容には制限がかかり、国民の自由と財産に関する範囲のみでした。国のあり方や行政に関する法律を制定することは、この時代ではまだできませんでした。
しかし、王様の勢力も衰退し、民主主義が発展した現代においては、立法の捉え方も変わってきます。国民主権により、政府は国民の意思によって運営されています。したがって、立法に対する捉え方も変遷し、立法の及ぶ範囲は、国民の自由と財産に関する事柄のみならず、不特定多数の人、場合、事件において適用されます。

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