憲法の条文

2015年6月5日 / 未分類

日本国憲法は第9条ばかりが問題になりますが、他にも重要な条文がいくつもあります。第1条は、象徴天皇に関する規定です。大日本帝国憲法では、天皇は国家元首として位置づけられ、神聖にして犯すべからざるお立場でした。現憲法においては、主権者は国民で、天皇の立場は主権の存ずる国民の総意に基づくとなり、国民と天皇の立場が逆転したような印象を受けます。


第13条は、この憲法のもっとも特徴的な条文です。幸福追求権と呼ばれ、国民は生命、自由、幸福を追求する権利を有するとされています。この元となるのは、アメリカ合衆国憲法で、独立宣言にまでさかのぼります。この考え方は、イギリスの思想家、ジョン・ロックにより、人間は生まれながらに、これらの権利を有するという思想です。この権利は、国家権力に対しても絶対性を有し、もし国家が、国民の自由や生命を侵害しようとした場合は、国民は国家に対して抵抗権、革命権を有するとされています。ちなみに幸福を追求する権利とは、平たく言えば、お金儲けをする自由を意味します。
第9条にばかり目を奪われがちな、わが国憲法ですが、他の条文にも重要な考え方が散りばめられています。憲法改正論議が話題に上る昨今、憲法を熟読する必要が有りそうです。

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