住宅以外の財産は処分される?

card02_l自己破産とよく似たシステムの民事再生ですが、自己破産と違う点として特徴的なのが、資産を失わないで債務を整理する事が可能であるという点です。自己破産であれば、資産のほとんどを売却などの方法で換価して返済に充てていく事になりますが、個人民事再生手続きであれば再生計画を立ててそれに従って分割返済していく事になる為、資産を処分する必要がないのです。つまり、住宅以外の財産を持っている方も、それらを処分される事なく持ち続ける事が可能となっています。
このように、債務者にとって便利なシステムが民事再生手続きですが、時には資産の処分をしなくてはならない必要性が出てくる事もあります。その理由は、月々の返済額にあります。
個人民事再生の場合、自己破産処理した場合の予想配当額より上でなければ認められません。その為、予想配当額が高額になった場合は毎月の返済額も高額となる為、収入だけでは返済しきれず手持ちの資産を売却して返済にあてる必要が出る事があります。
住宅以外で資産扱いされるものの一例としては、自動車や生命保険の解約返戻金などです。退職金の一部も資産と扱われた例があります。これらはあくまでも一例なので、民事再生手続きを希望される方は、一度専門家に相談してみる事が大切です。

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